ロルフプリマ社について

創始者Rolf Dietrich(ロルフ・デートリッヒ)氏が、ペアスポークを思い付き世に問うたのが1990年代前半のこと。当時決戦用ロードレースホイールと言えば、軽量アルミリムに32本のスポークが均等に配置されたホイールが定番でした。しかし後輪にトルクが掛かった状態では、テンションが最も掛かるスポーク(pulling spoke) は主に駆動側。それから研究を重ね、反駆動側のスポークもフルに活用して、このpulling spokeを増やすことができるペアスポークシステムに辿り着いたのです。当初は営業面をトレックに依存してスタートしましたが、5年の契約期間が満了した2001年には、製造から販売まで一貫した、Rolf PRIMA社(ロルフプリマ)という独立会社を米国で立ち上げ、その機にDietrich氏は事業から身を引き、すべて現会社オーナー社長へと引き継がれました。ホイールは全て、オレゴン州ユージーンにある自社工場で、すべてハンドビルドによる少量生産性の会社です。 全米を中心にその技術と実績は高く評価されてきており、その活躍の場は、トライアスロンを中心に、ロード、トラック、シクロクロス、MTBと多岐に亘っています。技術面では、ペアスポークは単なる入口で、ホイールの完成度の高さは、むしろ目立たない数種のパテント技術によって支えられています。 MTB、シクロクロス用(2013モデルより)以外の全てに内装式アルミニップルが採用されていますが、ディープリム用にはジャケットニップル。ロープロファイルの軽量アルミリムにはピボットニップル(自己可変式)。高張力のスポークに耐え、応力の集中を軽減し、ナイロン樹脂を使った緩み止め構造等々、パテントは多数存在します(リリースしたものも含む)。 フロントハブは、左右フランジ間85mmのワイド仕様。また、リアハブフランジは、反駆動側の方がラージサイズになっており、これもペアスポークを支えるロルフプリマ社独自の専売特許となっています。振れが出にくい精度の高さは、ハードユーザーが最も驚かされる点の一つで、随所に考え抜かれた技術の結集によるものです。 社長を含め僅か10数名程度のスタッフ全員が、レースやアドベンチャーを愛するサイクリスト。自分達が開発し、自分達でトライ&エラーを繰り返し、優れたものだけを世に送り出す。だからこそ、皆さんのライドを何より大切に思い、ライダーの期待に応えるよう、献身的に努力を続けています。

ロルフプリマ英文サイト

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ペアスポークシステムの魅力と信頼性

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